【K-Pop】SEVENTEEN Japan Debut Showcase

【K-Pop】SEVENTEEN Japan Debut Showcase

SEVENTEENとは?

韓国で2015年にデビューした13人組の人気男性アイドルグループ。なぜSEVENTEENなのに13人?実はSEVENTEENにはボーカル・ヒップホップ・パフォーマンスの3ユニットが存在し、13人のメンバー+3つのユニット+1つのグループ=17という意味が込められている。日本ではセブチと呼ばれ、韓国ではセボンイの愛称で呼ばれることも。作詞作曲振り付けまで自分たちで行う「自主制作ドル」というのが大きな魅力の一つ。

 

エスクプス

グループ最年長でリーダー。メンバーをまとめる大黒柱ながら、無邪気な子どもっぽい一面も。束縛が強そうな恋愛観が垣間見える『表情管理』の自作歌詞に注目。

ジョンハン

ファイナルファンタジーのキャラクターのようなビジュアル。誕生日が10月4日(=1004、千四は韓国語でチョンサ=天使)という奇跡も手伝い、SEVENTEENの公式天使を担うが、いたずら好きで無茶振り好きな性格で、「悪魔」や「詐欺師」「ジャイアン」と言われることも。頭の回転が速く、ゲームでズルをしないことがほとんどない。

ジョシュア

LAからの帰国子女で英語堪能、みんなに優しいジェントルマン。というのが表の顔で、ファンにはあまり見せない素顔があるんだそう。たまに壊れたようなテンションになったり、エスクプスに無茶振りをしたり、弟メンバー達にイタズラを仕掛けたり。ジョンハンと仲の良い理由が窺える。

ジュン

中国人メンバーで、あまりに整った容姿にファンからは「大陸の奇跡」との呼び声も高い。その奇跡的な外見からは想像もできない突飛な行動に出ることもあり、自他ともに認める「幼稚ないたずらっ子」。うまく言葉で表せない分、ちょっかいをたくさんかけることで他のメンバーへの好意を表しているのだとか。

ホシ

パフォーマンスチームのリーダー。10時10分を指す目の角度がチャームポイント。「CARATの王子様」を名乗り、普段は様々な愛嬌を披露してくれる。しかしステージに立ちパフォーマンスをするとなると人が変わったようにスイッチが入り、息を飲むほどセクシーな表情を見せる。

ウォヌ

顔立ち、声、落ち着いた動作まで全てがクール。その反面「クレヨンしんちゃん」のひまわりのモノマネが得意だったりもする。勉強熱心で思慮深く、作詞や挨拶の際に言葉選びの秀逸さを光らせる。

ウジ

ボーカルチームのリーダーでSEVENTEENの楽曲全ての制作に携わる敏腕プロデューサー。可愛らしい見た目と裏腹に中身は男らしい釜山男児(日本でいう九州男児に近い)。しかしファンやメンバーに要求されていやいやくりだす愛嬌の破壊力は超一流。爆笑した時に目をぎゅっと瞑る仕草が可愛らしい。

The8(ディエイト)

芸術肌な中国人メンバー。長い手足と武術の経験を生かしたアクロバティックでしなやかなダンスで見る人を魅了する。少したどたどしくしゃべる姿が可愛らしい一方で、年下のメンバーには頼もしい兄としての姿も。

ミンギュ

メンバー1の高身長でビジュアル有望株。全ての家事を器用にこなし「完璧な男」という声も。人懐っこい人柄にチャームポイントの八重歯も手伝い、「大きなワンコ」としてファンを心を掴む。既出の楽曲『表情管理』の自作歌詞では「年上のふりして『君』って呼んでもいい?」なんていう年上キラーな罪深いワンコ。

DK(ドギョム)

パワフルな歌声と弾ける笑顔が魅力のメインボーカル。メンバー全員から「とにかく優しい!」という評価を受けるほどの優しさを持つ純真無垢なメンバーで、感情表現が豊かで涙もろいところも大きな魅力。

スングァン

澄んだ歌声でドギョムと共にSEVENTEENの楽曲の根幹を支える済州島出身のメインボーカル。トークへの積極性とよく利く機転を武器にバラエティでも活躍を見せる。出勤時には集まった記者たちに実家から送られてきたみかんを配る心優しい一面も。

バーノン

アメリカ人の母と韓国人の父を持つ「リトルディカプリオ」なビジュアルのイケメンラッパー。話を聞いていないことも多くメンバーからは自由人と言われる。平和主義で深い考えを持ち、物事へのこだわりが強い。

ディノ

SEVENTEENのマンネ(最年少)ながら、年上メンバーの扱いがうまい。日本語に対する熱意も強く、日本にくるたびに上達した日本語を披露し日本のファンを喜ばせてくれる。練習熱心で努力家。たゆまぬ努力に裏打ちされたダンスの実力は折り紙付き。

 

 

 

5月31日、豊洲ピット。SEVENTEEN日本デビューアルバム「WE MAKE YOU」の収録曲がエンドレスで流れる会場を、3000人のファンが埋め尽くしていた。時計をチラチラと気にしながら、開演を今か今かと待ちわびるファンの姿もちらほらと見える。彼女達の腕にはお揃いのライトベルトが光る。流れ続けていた音が途切れ場内が暗くなり、大きな歓声が上がった。タイトル曲「CALL CALL CALL」が流れると、主役の登場を待たずして場内のボルテージが上がる。それぞれが練習してきたのであろう合いの手でメンバーを迎える準備を整える。演奏が終わり、いよいよステージの幕があがった。

1.THANKS

大きな歓声の中、ついにステージに登場したメンバー達。CARAT(ファン)への感謝を綴った「고맙다(THANKS)」をまず披露することで、デビューを支えてくれた日本のCARAT達への感謝の気持ちを伝えたかったのではないだろうか。スタートから一糸乱れぬ群舞で会場をひとつにする。この曲でひときわ存在感を放ったのはメインボーカル・スングァン。心に直接訴えかけるパワフルな歌声で会場を圧倒した。

2.CLAP

二曲目の박수(CLAP)が流れると興奮はさらに高まる。この曲はタイトルでもある「拍手」を通してSEVENTEENとCARATが一つになれるところが魅力の一つだろう。2番のサビではウォヌが毎回違うメンバーを指名して共に拍手をしたり、曲終盤でのバーノンのソロパートではアドリブで繰り出される彼のダンスをメンバーが真似するなど、公演ごとに新鮮な楽しみがある遊び心満載な曲だ。今回の公演でのアドリブダンスは日本デビュー曲「CALL CALL CALL」にポイントとして登場する、親指と人差し指で逆さのL字を作って耳元にかざすシグネチャーポーズだった。そんなところからも彼らの日本デビューに対する気合いが伝わってくる。

3.Lean On Me -Japanese ver.-

ユニット別ステージ、トップバッターのヒップホップチームがスタンドマイクと共に登場した。韓国語の既存曲「기대(Lean On Me)」では「僕に寄り掛かって」という意味の「ネゲ キデキデキデ」と歌っている部分を「ねえ 来て来て来て」とうまく日本語歌詞に変えて日本のCARATに届けた。四者四様の優しいラップが心地よく耳に入ってくる。「来て来て来て」の部分はCARATも共に歌い、会場が一つになった。1番の終わり「ねえ来て」から低音で「いいよ」と入るエスクプスのパートでは彼の魅力が最大限に溢れるのを感じる。まさにその場面を待ち構えていたであろう多くのファンから悲鳴が上がった。

4.HIGHLIGHT -Japanese ver.-

続いて登場したのはパフォーマンスチーム。スモークの中からメンバーが現れイントロが流れると、客席から悲鳴が上がる。揃った中にも個性の光るダンスは、さすがダンス専門集団による圧巻のパフォーマンス。

「ハイライト!」の掛け声で会場をさらに盛り上げるホシは、シャツの袖を捲って登場したのに激しいダンスの中で落ちてきてしまい、隙を見てもう一度まくり直すもやはり落ちてきてしまう一連の動作が、パフォーマンスのかっこよさと裏腹にとても可愛らしかった。

 

5.20 -Japanese ver.-

ユニット別ステージ最後の主人公はボーカルチームだ。すでにコンサートで日本語バージョンを数回披露したこともあり、一緒に口ずさむファンも少なくなかった。素直な恋心をストレートに歌うこの曲は、日本語で歌われることでより直接的に日本のCARATたちの心に届いただろう。優しい表情で歌う彼ら全員が、ファンの声を聞くためか片耳のイヤモニを外していたのが印象的だった。力強いボーカルで引っ張るドギョムとスングァン、透き通る歌声のウジ、そして柔らかく繊細な歌声のジョンハンとジョシュア。この5人の織りなすハーモニーが、会場に光を与えていた。

6.Love Letter -Japanese ver.-

ボーカルチームのステージが終わるとそのままメンバー全員が登場し、Love Letterの演奏が始まった。ダンスがない分、メンバーたちが自由に動いて愛嬌を振りまきながら歌う姿が楽しめる曲だ。SEVENTEENとCARATの間の愛を込めたこの曲を、愛しさでいっぱいの眼差しをCARATへ送りながら歌うメンバーたち。会場は幸せに満ち溢れていた。ウォヌのソロパートでは後ろに立つエスクプスがウォヌの頭上にピースやハートを作るなど茶目っ気を見せる。されるがままのウォヌの姿もなんだか愛らしい。ジョンハンのソロパート「僕にはまだ言えなかった君への言葉が想いがここに」ありったけの想いを込めて歌う姿が印象的だった。

7.CALL CALL CALL!

ついに日本デビューアルバムのタイトル曲「CALL CALL CALL」が披露される時が来た。メンバー登場を待つ間MVが流れたおかげで会場の興奮はピークを迎えていた。映像が終わり、衣装を着替えたメンバーたちが登場する。イントロのダイヤル音が流れると大きな歓声が沸き起こった。日本デビューのために書き下ろされた完全オリジナル曲。日本のCARATたちはこの瞬間をどれだけ待ちわびただろう。ここまで全てのパフォーマンスも素晴らしかったが、メンバーの気合いも一段と強く感じられる。日本のアニソンを聴いて育ったというウジのセンスが詰まったキャッチーなメロディーに、なんだか癖になる「チリンチリーン」「もしもし」「今すぐ電話して」などのフレーズが散りばめられ、仕上げには一緒に踊りたくなる個性的な振り付け。文句のつけどころのない完璧なデビュー曲だと思った。

8.Healing -Japanese & Korean ver.-

アンコールで披露されたのは日本語と韓国語がミックスされた「Healing」。大サビのウジのパートでは、バーノンとドギョムが少し嫌がるウジを抱きかかえ、抱えられたままウジは歌い続ける。そんな可愛らしいやりとりに客席から多くの悲鳴が上がった。ファンが求めるものをきちんと理解し積極的にそれを与えていこうとしているようだった。ステージ上を自由に動き回り客席の方に身を乗り出して歌う姿からも、ファンを喜ばせたい一心が感じられた。SEVENTEENがCARATを想い、CARATのまたそんなSEVENTEENを想う。ステージ上も客席も、全員が一緒になってジャンプをしながら歌うその一体感に、お互いを想い合うアイドルとファンの確かな絆を見た。

韓国からやってきた13人が日本のアイドル史に、そして音楽史にどんな歴史を刻むのか。SEVENTEENの今後の活躍に期待が高まるデビューショーケースだった。