【K-Pop】JBJ95 1st ASIA FAN MEETING TOUR – AWAKE IN JAPAN

【K-Pop】JBJ95 1st ASIA FAN MEETING TOUR – AWAKE IN JAPAN

2019年7月2日府中の森芸術劇場で、JBJ95(ジェイビージェイ クオ)のファンミーティング『JBJ95 1st ASIA FAN MEETING TOUR – AWAKE IN JAPAN』が開催された。

日本人ボーカルのケンタと、韓国人ラッパー・サンギュンによるユニットJBJ95の日本での初めてのファンミーティング。韓服や浴衣など特別な日のための服に身を包んだファンたちで会場は熱気に包まれていた。

1曲目「AWAKE」のイントロが流れると同時に会場が青いライトで包まれ、2人がセンターの扉から登場。ファンのボルテージも一気に上昇しコールの声も一段と大きくなる。夏らしい爽やかでキュートな衣装に身を包んだ2人は息の揃ったダンスと美しい歌声、ラップでファンを魅了した。

2曲目「됐어(stay)」ではセクシーな表情を見せながらのキレキレのダンス。思わず呼吸をするのも忘れて見入ってしまう。

2曲通して何度か出てくる背中合わせになる振り付けからはお互いへの強い信頼が感じられる。

 

曲が終わり改めて登場した2人をファンが大きな歓声と拍手で迎えた。「こんにちは、JBJ95で~す!」と揃って挨拶した2人は先ほどの真剣な姿とはまた変わってとてもニコニコな表情だ。

「JBJ95のケンタです。よろしくお願いします。」というケンタに続き、「JBJ95のサンギュンです。よろしくお願いします。」とサンギュンも日本語で挨拶をした。

「掛け声も完璧でした!」とファンを絶賛するケンタの横で「すっすごい…!あっちい。」と手をパタパタさせて愛嬌たっぷりのサンギュン。

椅子に座り少し落ち着いた会場でトークが始まるとケンタが「JBJ95として日本で初めて開かれるファンミーティングですね。」と語りサンギュンもそれに続く。「気分がすごく良いです。初めてのJBJ95のファンミーティング。그래서~(クレソ:なので)、嬉しいです!」と身振り手振りを加えながら、ほとんど日本語を使って話してくれる。ケンタも「サンギュンの日本語能力が上がったんです。」と誇らしげだ。

6月14日にオープンした日本ファンクラブ「チャックン(JJAKKUNG)」の話題になり、ファンクラブ限定のイベントを行うことやプレゼントを企画していることを語った。ケンタがファンクラブに入ったかどうか尋ねるが、手を挙げていない人もちらほら後方に見つけ、「後ろ!!入っていない人がいるな!!」指をさし笑いを誘った。

司会者に最近の活動について尋ねられ、「わたしはドラマ…です。撮影しました!次のアルバムの準備しています。」とサンギュン。ドラマに関して「ダンサーとバリスタの役です。とても純粋で大人になりきれていない役なんです。」と語り、踊りながらコーヒーを提供する演技を見せ会場は笑いに包まれた。

 

そして嬉しいお知らせも。ケンタが「先ほど韓国で記事が発表されましたが、8月初旬にカムバックすることが決まりました!」と報告。

司会者が29日に日本に来てからどのように過ごしたのか尋ねると、前日は大阪から東京まで飛行機で移動して、もつ鍋を食べたと嬉しそうなサンギュン。しかしケンタは「実はホテルに昼の2時くらいに到着したあと疲れて寝てしまって、起きたら夜の9時でした。その間にもつ鍋を食べに行ったみたいです。起こしてくれたみたいだけど起きなかったみたいなんですよ。」と少し残念そうだが、サンギュンは「辛いもつ鍋❤︎」とニコニコで上機嫌。

明るい雰囲気そのままに、ゲームコーナーへ突入する。

1つ目のコーナーは「借り物競走ゲーム」。なんとJBJ95の2人が客席のファンの元へ行き、お題のものを借りて来ると言う。ファンにとっては大好きな2人が近くに来てくれるこの上なく嬉しい企画だろう。

お題は「『HOME』のアルバム、2000円札、お弁当箱、ネクタイ、紙の地図、ゴールドまたは青のリップ、青色の日傘、ハンカチ、犬のぬいぐるみ、爪切り」などバラエティ豊か。95秒という制限時間で2人が客席をカゴを持ってまわり、多く集められた方の勝ちだ。

果たして持っている人はいるのだろうか?と思われたが、ケンタが2000円札をゲットする瞬間がモニターに映し出され会場は大盛り上がり。短い時間の中でファンとたくさんのコミュニケーションをとる2人。

時間が終了すると先に戻っていたケンタに対して慌ててステージに戻るサンギュン。司会者がルールを確認していると、モニターにはサンギュンがケンタのカゴから「HOME」のアルバムを抜き取るシーンが映り「サンギュンが盗んだ!」と慌てるケンタに会場中が笑いに包まれる。司会者に「可愛いからオッケー!」とお許しをもらったサンギュンはまたもやニッコニコの笑顔。

2人がゲットしたものを見せ合いながら、青い日傘のターンではお互いに傘を使ってポージングするなどとても可愛らしく微笑ましい。

 

しかし誰も得点を数えていないので、半ば無理やり同点になった2人はお約束の罰ゲーム。
「変声で歌って・セクシーポーズ・わさびシュークリーム・おんぶして褒めろ!」と書かれたルーレットにサンギュンが矢を投げ、罰ゲームは「セクシーポーズ」に決定!一番手のケンタは音楽が流れ始めるとシャツのボタンを外しながら、お尻をフリフリするダンスと唇を噛みしめるセクシーな表情でステージ上を歩きまわる。「セクシーポーズじゃなかったの?笑」と思わずサンギュンがツッコむと、「曲が流れたら踊らずにいられなかった」とケンタは笑って答えた。二番手のサンギュンはというとケンタの真似をしたのかおもむろにサスペンダーを外し同じダンスをすると、恥ずかしそうにステージ上を歩いて膝に手を当てポージング。キュートなその姿に会場に歓声が上がる。音楽が鳴り止み恥ずかしそうにしているその姿がとても愛らしかった。
 

2つ目のコーナーは「JBJ95 vs チャックン ゲーム」。2人が口にくわえたスプーンでピンポン球を10個運ぶ間にファンが大きなバルーンを会場の端から端まで移動させ、どちらが速いかを競う企画だ。 

「よだれが垂れたらどうしよう」とサンギュンが心配する中ゲームが始まると、意外と順調に進むJBJ95チームに対し、バルーンが宙を飛びすぎて全然進まないチャックンチーム。スタッフさんが会場を走りまわってバルーンを誘導する姿に何度も歓声が上がり、ファンたちにも一体感が生まれる。しかし客席に手を振る余裕があるJBJ95チームを見た司会者が途中でルール変更、僅差で(?)チャックンチームの勝ちということになり2人は罰ゲームを受けることに。

「不正してませんでした?!」と疲れた顎をさすりながら笑うケンタに「これは最初からJBJ95が罰ゲームするって決まってるんですよ」とサンギュンが真顔で言い放ちまたも会場は笑いに包まれた。

今回の罰ゲームはTikTokなどで大流行した「全力〇〇」シリーズだ。罰ゲームになってませんよ?大丈夫ですか?と問いたくなるような嬉しい内容。さすがはファン思いのJBJ95。

テンポが速くてついていけず「全力変顔」ターンでも愛嬌たっぷりのサンギュンと「僕あんなに変顔したのに…。変顔なのにアイドル全開だ!」と悔しがるケンタ。各々の全力を見れて大盛り上がり。

 

3つ目のコーナーは「相思相愛ゲーム」。会場で募集したファンの質問の中からお互いの正解を当てるゲーム。始まる前から2人は自信たっぷりだ。

サンギュンは「ケンタと一緒に行きたい日本の場所はどこですか?」という1つ目の質問を引くとたどたどしく丁寧に全てを読み上げた。マイクに声が入らないようにしながら、横で読み方を教えてあげるケンタの姿にほんわかする。

「群馬!」と即答するケンタに対してサンギュンは「正解です。最初にケンタのお家に行き たい。」と答えた。「前に僕の実家に行きたいって話してたんです。」と語るケンタ。2人の仲の良さが伺えて微笑ましい。

「最近教えた日本語は?」という2つ目のケンタへの質問に、サンギュンは自信たっぷり、「せーのっ、ヤバ!」と答えた。またもや正解。「ヤバヤバ」と繰り返すサンギュンがとても可愛らしい。 

3つ目の「最近好きな日本の食べ物や飲み物は?」というサンギュンへの質問に対し「盛岡冷麺!」とまたもや即答し正解するケンタ。いかに2人がずっと一緒にいてお互いのことを知り尽くしてるのか伺える。しかし「日本の飲み物…?」と困惑したあと「ラムネ?ヨーグルト?カルピス?生ビール?コーラ?紅茶?サイダー?」とことごとく外した後、サンギュンからヒントをもらい「ゼリーだ!」と正解にたどり着いたケンタ。(ゼリーは飲み物なのだろうかという議論はおいておいて。)日本に来るとコンビニでゼリーを買っておいて公演前の食事する時間を取れない時に飲んでいるそうだ。

4つ目はケンタへの「かき氷を食べるなら何味?」という質問。これには大きく手を挙げ「いちご!」と自信満々に答え正解したサンギュン。「僕いちご大好きなんですよ~。」といちごを思い浮かべたのだろうか、ケンタもとても幸せそうな表情。

 

と、ここでコーナーは終了したのだが、最後に一枚引いた「1週間休みがあったら何したい?」という質問にサンギュンが「ファンミーティング!!!」と即答し会場に歓声が上がった。「日本での最後の公演寂しいけどまたすぐ会えるね。」とも語る彼らの言葉は頼もしい。また、すぐ会えますように。

そして続いてはなんとサプライズ企画のコーナー。抽選に当たった人が電話できる、という企画だ。「会社の代表と新入社員。新入社員がJBJ95のファンミーティングに行くために会社を早退する許可をもらう」という設定で、新入社員役がJBJ95の2人。大阪でもやったが緊張する、とドキドキするケンタ。

ラッキーなファンの、ここぞとばかりの無茶振りとも言えるリクエストに応え、ファンの名前を呼んだり、可愛らしくおねだりしたりと、2人ともファンとの電話を愛嬌でなんとか乗り切った。

 

2人が舞台袖にはけるとAWAKEのオフショットムービーが流れる。ムービーの最後には手書きで「今日会えて良かった!だいすき」という文字が。なんて細かいところまでファンを満足させてくれる2人なのだろう。

そして暗くなったステージ上にはマイクスタンドがふたつ。

本日の3曲目は「주문」だ。「不朽の名曲」の日本コンサートでカバーした東方神起のこの曲の反響がすごく良かったために今回のファンミーティングでも披露することになったと話した。今までの爽やかな衣装とは打って変わって、すらっとした細身の衣装にケンタはコルセットをつけていてセクシーだ。さっきまでトークをしながら満面の笑顔を見せていた人たちだとは思えないほど真剣な表情とかっこいいステージングに心が奪われる。これを「ギャップ萌え」と言うのだろうか。赤色のライトに包まれた彼らはエネルギッシュで恐らくこの瞬間世界でいちばん輝いていただろう。

曲が終わった後、マイク越しに息の音が聞こえ、いかに全力でパフォーマンスしているかをそれが物語っている。

サンギュンが「セクシーコンセプトは今まであまりしてこなかったので準備をしながら新しいことを学べました。みなさんが喜んでくれて僕も嬉しいです。」とコメント。それに続き「掛け声もヨクシ!さすがです!」と満足そうなケンタ。

4曲目はなんと、既存曲「MILKY WAY」の日本語バージョンだ。「MilkyWay 너와 나 영원히(君と僕 永遠に)」と始まる原曲に対し、日本語バージョンも「MilkyWay 君と永遠(とわ)に」と始まり、その世界観に一気に引き込まれる。ケンタの気持ちよく伸びるボーカルはさすがとしか言いようがないが、ラッパーのサンギュンも、ギャップを感じさせる優しい歌い方が魅力的だ。会場はペンライトで照らされ、チャックンとJBJ95が一体となった。  

 

その後、JBJ95の2人がリメイクしたツアーTシャツの抽選会が行われ、2人のファンが当選した。JBJ95のファンはこういう時にみんなでお祝いするムードがあってとても雰囲気が良いように感じた。2人の優しい人柄が、ファンであるチャックンたちにも影響を与えているのかもしれない。

そしてファンミーティングも終盤を迎える。サンギュンが「日本語で言った方が良い?韓国語の方が良い?」と会場に問いかけると日本語が良いとの声が上がり、「私の気分がめっちゃすごいです。すごいとヤバイとドキドキと…。本当に楽しかったです。日本語勉強したので今日はより楽しむことができました。」と日本語で語った後、「次はもっと日本人みたいなレベルになって戻って来たいと思います。ネイティブになる!」と韓国語で意気込んだ。

ケンタは「今日は本当に楽しかったです。ファンミーティングは近くで触れ合える機会で、コンサートではかっこいい曲を準備しますが今日はみなさんと楽しめるように色々と準備しました。楽しんでいただけていたなら良かったです。」と自身の気持ちを伝えた。

 

そして最後の曲「HOME」はアコースティックバージョンで披露。「元々はデビュー曲である『HOME』はダンスをお見せしようかと思っていたのですが、ファンミーティングということで特別なものをお見せしたくてアコースティックバージョンを準備しました。」とケンタが説明する。サビはサンギュンが歌うメロディーと一緒にファンが歌い、会場が一体となっていた。チャックンにとってJBJ95と過ごすこの時間が大切な「HOME」であり、かけがえのない場所であろう。大歓声で幕を閉じた。

 

アンコールの掛け声に答えてツアーTシャツを着て再びファンの前に現れた2人は「좋아해」を披露し、最後までエネルギッシュでパワフルなステージを魅せる。背中合わせで終わったダンスがこのステージが素晴らしいものだと物語っているようだ。

 

日本にまた戻ってくることを何度も伝えてくれた2人のこれからの活躍に期待が膨らむ。

「JBJ95でした!ありがとうございました!」

とアンコールが幕を閉じた後も、客席の端から端まで歩き、最後まで手を振る2人がいかにファンを大切にしているかが伝わってくる。JBJ95とチャックンはその名の通り、共に歩み共に成長していく相棒のような存在だろう。

ファンのことを心から大事にしている彼らがもっと多くの人に愛され、今後活躍していくことへの期待が高まる1日であった。